これから一人暮らしを始める方、ワンルームの小さなクローゼットでは、荷物が収納できない。
また、物が増えて、そのための収納家具(チェストや洋服タンス等)を購入には、お金もかかるし、設置するスペースも必要。
「収納スペース、どうすればいいの」と、悩まれていませんか?
その悩み、ベッドで、収納スペースをゲットできて、解決できるかもしれませんよ。
大量に収納できる!跳ね上げ式収納ベッドメリットデメリットと選び方
先の記事、圧迫感がなく安い!引出し収納ベッドのメリットとデメリットと選び方でご紹介しました。
収納ベッドは、ベッド下有効活用するものを加えると4種類あります。
- ガス圧跳ね上げ式収納ベッド
- チェストベッド(BOX構造引出し)
- 一般的な引出し収納ベッド
- ベッド下有効活用可能ベッド
そこで、大量に収納ができる!跳ね上げ式収納ベッドのメリットとデメリット、選び方等を考えてみたいと思います。
跳ね上げ式収納ベッドの特徴
跳ね上げ式収納ベッドは、ベッド下全面が、すべて、収納スペースなので、大量に収納できます。
跳ね上げ式の収納ベッドの大きな特徴は、収納スペースを開閉する扉です。
車のハッチバックにも使用されているガス圧シリンダーなので、収納スペースを開閉する扉が、軽い力で簡単に、開け閉めできます。
もちろん、女性の力でも、高齢の方でもラクラク。
また、収納スペースは、扉を開けると、収納している物が、一気に見渡せるので、探すことも少なく、みつけやすい。
さらに、収納する物が、季節家電の扇風機のように、形が、異物なものも収納できます。
例えば、シングルサイズでは、97cm✘195cmの広さで、その大きさのボックスに、どんだけ~というほど、大量にしまえます。
跳ね上げ式収納ベッドのメリット11つ
では、跳ね上げ式収納ベッドのメリットは、11つ!
- とにかく大量に収納できる
- 形が異物な物が収納できる
- 収納スペースが、見渡せる
- 押入れ・クローゼット感覚
- 収納の量で、深さが選べる
- 季節物の衣装ケースも収納
- 収納扉の開閉方向が選べる
- スライド扉で、省スペース
- 跳ね上げ式は、種類も豊富
- 薄型マットレス付きもある
- 組立設置サービスも選べる
1.とにかく大量に収納できる
跳ね上げ式収納ベッドは、とにかく、大量に収納したい方におすすめの収納ベッドです。
大容量収納ベッドとしては、この跳ね上げ式収納ベッド、BOX構造の引出しタイプのチェストベッド。
チェストベッドは、頻繁に出し入れする物が、多い方におすすめ。
跳ね上げ式収納付きベッドは、一般的な2杯の引出し付き収納ベッドと比べると、収納力ならば、10倍以上になります。
跳ね上げ式収納ベッドは、頻繁に出し入れしない物、季節モノの布団や家電、ラグ・カーペットなどの長物。
普段に使わないスーツケース、備蓄用のお水、趣味の道具類、スポーツ用品など、さまざまな物が収納できます。
2.形が異物な物が収納できる
跳ね上げ式収納ベッドの収納スペースには、仕切りがありません。そう、ベッド下全部が、収納スペース。
例えば、季節家電の扇風機、釣りが趣味の釣り具など、形が、異物な物もすっきりと片づけられます。
3.収納スペースが、見渡せる
跳ね上げ式収納ベッドの扉を開けると、収納スペースが、一度で、見渡せます。
引出しだと、「どこに、入れちゃったかしら~」と、探しまくる場合もあります。
その点、収納スペースの全部が、見渡せるというメリットになります。
4.押入れ・クローゼット感覚
跳ね上げ式収納ベッドは、押入れやクローゼットを、開閉方向を上にして、床に設置した感覚になります。
押入れやクローゼットならば、それ以外には使用できません。
しかし、跳ね上げ式収納ベッドは、収納スペースだけでなく、収納スペースの上は、ベッドとして使用できます。
5.収納の量で、深さが選べる
跳ね上げ式収納ベッドは、収納の量によって、ベッドの深さが選べます。
跳ね上げ式収納ベッドの種類にもよりますが、2~3タイプ。
例えば、深さの外寸は、レギュラー:30cm、ラージ:37cm、グランド:44cmの3タイプなどがあります。
6.季節物の衣装ケースも収納
跳ね上げ式収納ベッドでは、収納スペースには、仕切りもないので、季節モノの衣服などしまってある衣装ケースも入ります。
でも、どんな衣装ケースとは言いません。収納の深さに合った、衣装ケース、バスケットなどが、収納できます。
7.収納扉の開閉方向が選べる
跳ね上げ式収納ベッドは、収納の扉は、お部屋のレイアウトに合せて、縦開き、又は、横開きが選べます。
寝室に、2台の跳ね上げ式収納ベッドを配置する時に、縦開きと横開きの組み合わせで、お部屋のスペースをより有効に使用できます。
8.スライド扉で、省スペース
跳ね上げ式収納ベッドは、スライド式なので、壁に、くっつけての配置ができ、省スペースと言えます。
スライド式でないと、壁にぶつかってしまいます。
レイアウトで、どうしても、壁にくっつける場合には、扉がぶつかる分を開けることになります。
9.跳ね上げ式は、種類も豊富
跳ね上げ式収納ベッドの種類は、豊富。
実用的には、ヘッドボード付き、コンセント付き、モダンライト付き、小物収納付き他があります。
形状では、ヘッドレス、フラットヘッドボードでは、レイアウトに困らず、すっきりと納まります。
また、床板内部が、すのこ構造で優れた通気性、耐荷重500kgの頑丈設計。
さらに、ご家族の皆様、使用する方の健康を守るために、低ホルムアルデヒドF☆☆☆☆を使用、安心の国産も多いです。
10.薄型マットレス付きもある
跳ね上げ式収納ベッドは、収納の深さが選べるのが、メリット。でも、一番、深いグランドは、44cm。
同時に、ベッドも高くなります。そこで、ベッドの高さを抑えるために、薄型のスリムマットレスが用意されているベッドもあります。
11.組立設置サービスも選べる
跳ね上げ式収納ベッドは、他のベッドと違って、扉部分に、シリンダー仕様なので、組立や配置に不安な方もいます。
そのために、お客様組立、又は、配送して組立設置サービス付きも選べます。わずらわしい作業は、丸投げ~。
配送⇒組み立て⇒設置⇒梱包の不要なダンボールなどのゴミも全部、持ち帰ります。
跳ね上げ式収納ベッドのデメリット5つ
跳ね上げ式収納ベッドのデメリットは、5つ!
- 湿気によるカビが心配
- 扉の開け閉めが、面倒
- 頻繁に出し入れ物は不向き
- 圧迫感を、与えやすい
- 価格帯が、高い傾向
1.湿気によるカビが心配
跳ね上げ式収納ベッドは、箱型フレームの構造。このベッド下の収納スペースには、湿気を逃がす道がありません。
就寝中の汗は、布団やマットレスに湿気としてこもります。そのままにしておくと、ベッドの床板から収納スペースに、湿気が下りていきます。
例えば、ベッドのある部屋の換気、掃除、定期的なマットレスメンテンスを怠り、数週間~数か月。
すると、マットレスの裏側、床板に、黒カビが、びっしり。
また、その黒カビが、収納スペースまで下りていくと、大事な収納モノが、カビったり、汚れる可能性もあります。
2.扉の開け閉めが、面倒
跳ね上げ式収納ベッドは、頻繁に出し入れしない物が、多い方におすすめです。
扉を、開け閉めするためには、床板の上の布団やマットレス等の寝具類を、別の場所に移さないといけません。
これが、毎日となると、扉の開け閉めが、面倒で、とっても大変です。
でも中には、マットレスをのせたまま開閉できるように、ズリ落ち防止の金具付きの跳ね上げ式収納ベッドもあります。
さらに、優れた通気性がいい、マットレス付き床板もあり、これなら、扉の開閉もラクラクです。
3.頻繁に出し入れ物は不向き
跳ね上げ式収納ベッドは、頻繁に、出し入れする物が、多い方には、不向きです。
ベッド下の全面が、収納スペースで、仕切り等もありません。
頻繁に、出し入れする物が、多い方には、BOX構造の引出しのチェストベッドが、おすすめです。
4.圧迫感を、与えやすい
跳ね上げ式収納ベッドは、収納の深さが、選べるのがメリット。30cmのレギュラーならば、まだ、圧迫感は抑えられるかと思います。
脚付きベッドでは、ベッド下のスペースは、透け感があります。
しかし、箱型フレームの跳ね上げ式収納ベッドで、44cmのグランドでは、高さのあるベッド。
箱型フレームの構造上、透け感がありません。
狭い部屋に、大きな箱が、ボ~ンと置かれていると、圧迫感を与えやすいと言えます。
5.価格帯が、高い傾向
跳ね上げ式収納ベッドは、ガス圧シリンダーの扉で、他ベッドの製造と比べると、複雑です。
また、ベッド下が、収納スペースで耐久性にもこだわりがあり、国内製造が多い。
そのために、他のベッドの価格よりも、跳ね上げ式収納ベッドの価格帯は、高い傾向になります。
跳ね上げ式収納ベッドの選び方
跳ね上げ式収納ベッドの選び方としては、さまざまな選択肢で、選ぶこと。
まずは、跳ね上げ式収納ベッドを配置する部屋の広さで、選ぶのが、一番です。
一人暮らし!跳ね上げ式収納ベッドの選び方
一人暮らしにおすすめ、跳ね上げ式収納ベッドでは、ヘッドレス、フラットヘッドボード、スリムヘッドボード。
狭いワンルーム等の間取りであっても、すっきりとベッドが納まり、家電や他の家具を設置した場合、動線の確保は、大事です。
ヘッドレスで、コンパクトなベッドであっても、大量に収納ができます。頻繁に出し入れできない季節モノの布団・家電。
収納スペースの深さに合った、衣装ケースなどであれば、しっかりと収納できます
ほとんどの跳ね上げ式収納ベッド、扉は、スライド式なので、省スペースで使用できます。
夫婦・カップル!跳ね上げ式収納ベッドの選び方
ご夫婦・カップルには、跳ね上げ式収納ベッドでは、これから、将来の事も考えてのベッド選びを心がけましょう。
跳ね上げ式収納ベッドの2台置きもおすすめ。例えば、お二人の部屋の角に合わせて、奥のベッドは、縦開き。
手前のベッドは、横開きのレイアウトにすれば、跳ね上げ式収納ベッドの使い方も快適です。
ベッド2台、横並びならば、収納スペースも2倍になり、収納する物は、ベッド下、全部、任せましょう。
ベッドサイズでは、クイーン・キングもおすすめ。ですが、近い将来的なことを考えると、お子さん誕生など、ワイドな大型サイズもおすすめです。
ファミリー向き!跳ね上げ式収納ベッドの選び方
すでに、お子様がいらしゃる、ご家庭では、お子様の人数だけ、収納する物の量は、半端ない!
だからこそ、収納家具を置くスペースで狭くならないように、ベッド下が収納スペースの跳ね上げ式収納ベッドがおすすめです。
季節モノの布団、毛布、タオルケット、衣替えの衣装ケースなど、それに、お子様の人数分だけの収納モノも、どんどん増え続けます。
ワイド大型サイズの跳ね上げ式収納ベッドで、親子が川の字になって寝られ、さらに、収納する物は、ベッド下の収納スペースに任せられます。
跳ね上げ式収納ベッドの湿気対策で快適
箱型フレームは、跳ね上げ式収納ベッドだけではなく、フロアベッド、一般的な引出し収納ベッド、BOX構造引出しチェストベッド。
この箱型フレーム構造のベッドは、湿気対策は、必要です。湿気によるカビ・ダニを発生させないようにしましょう。
では、「湿気対策は、どうすればいいのか?」
- ベッドのある部屋の換気と掃除
- 湿気っぽい部屋なら除湿器も!
- 定期的マットレスメンテナンス
- プラスティックの衣装ケース他
- 除湿シート・除湿剤・乾燥剤
ベッドのある部屋の換気と掃除
跳ね上げ式収納ベッドを設置している部屋は、できるだけ、換気しましょう。
また、日常の掃除でも、ベッド周りは、布団などの綿ホコリで、ホコリっぽいと言えます。
ベッドのフレーム、ヘッドボードも、よく見てみると、薄っすらとホコリが、溜めっています。
硬く絞った雑巾・使い古したタオル等で、水拭きして、水気が残ってないかを、しっかり、確認して完全に乾かしましょう。
収納スペース内に、ホコリっぽいようであれば、収納スペース内も、掃除機などでホコリを取り除きましょう。
学校や仕事で、多忙な時には、休日に、窓やサッシなどを開けながらの掃除に、努めましょう。
窓のない部屋では、ドアを開けて、部屋の空気循環させるだけでも違います。
湿気っぽい部屋なら除湿器も!
家では、近くに川や池があるとか、古い一戸建ての住宅街では、家と家の間が、狭く、水はけが悪いので、湿気っぽい。
この場合は、自分では、どうしようもない。そんな時には、除湿器、エアコンの除湿、サーキュレーター、布団乾燥機などの力を借りましょう。
部屋内で、洗濯物の室内干しも、実は、湿気っぽくなります。
湿気が気になるようならば、回数など減らしましょう。
定期的マットレスメンテナンス
特に、箱型フレームのベッドは、湿気を逃がしてカビ発生を防ぐために、※定期的なマットレスメンテナンスを行いましょう。
カビ発生は、さまざまな要因で、発生するのですが、ベッドで言うと、「湿気とホコリ」が、大きな原因となります。
※定期的なマットレスメンテナンスとは、約2~3ヶ月に1回(1ヶ月に1回でも、シーズン事に1回でも)マットレスの前と後、裏と表をローテーションすること。
また、定期的なマットレスメンテナンスは、湿気対策だけではありません。
マットレスの同じ場所ばかりに、荷重が、かからなようにする事で、ヘタり防止になり、マットレスを、さらに長持ちさせれます。
しかし、定期的と言っても、それでもできない方もいるでしょう。
そんな方には、起床後に、壁などにマットレスを立て掛けたり、フレームの床板から、マットレスを、少し、ズラして、出かけましょう。
これだけでも、風通しになり、だいぶ、違ってきます!フレームとマットレスが、密着している部分を、離してあげることです。
定期的なマットレスメンテナンスは、「やらないといけないよね!」と思うと、気が重いはず。
自分ができるマットレスメンテナンスとして、習慣にすれば、意外に、大変ではありません。
プラスティックの衣装ケース他
跳ね上げ式収納ベッドの収納スペースには、プラスティックの衣装ケース他がおすすめです。
材質が、プラスティックの衣装ケースは、サイズも色々とあり、安く手に入り、重ねても崩れず、丈夫です。
また、透明であれば、何が入ってるのか解りやすい。密封できるので、ホコリや湿気、虫の侵入からも守ります。
さらに、衣装ケースに、ホコリが、ついていたら、拭き取るだけの手軽さ。
除湿シート・除湿剤・乾燥剤
「やっぱり、箱型フレームで湿気が心配」
そんな方には、ベッド下の収納スペースには、除湿剤、乾燥剤を入れておきましょう。
また、除湿シートを、マットレスとベッドパッドの間に、敷くことはおすすめ。
さらに、ボックスシーツ等のリネン類、敷きパッド等の寝具類に、厚めのものを選びましょう。
就寝中にかいた汗を、厚めのシーツや敷きパッドに吸い取ってもらいましょう。
しかし、除湿シート、リネン類や寝具類は、敷きっぱなしにしないこと。
除湿シートは、そろそろ湿気がいっぱい、交換時期ですよと知らせてくれますので、天日に干しましょう。
リネン類や寝具類は、洗濯して、いつも、清潔をキープしましょう。
跳ね上げ式収納ベッドおすすめ
跳ね上げ式収納ベッドもさまざま。そこで、ヘッドレス、組立設置配送サービス付き、優れた通気性の床板仕様。
また、床板がすのこ仕様で通気性抜群、さらに、すのこ床板で、室内で布団も干せるベッドをおすすめします。
跳ね上げ収納ベッド【Vogel】フォーゲル
モダンデザイン跳ね上げ式収納ベッド
ガス圧式跳ね上げ収納ベッド【夕月】
ガス圧式跳ね上げベット【ノーモス】
国産すのこ跳ね上げベッド【ベグレイター】
北欧モダン跳ね上げ式すのこ収納ベッド布団干し可能
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は、跳ね上げ式収納ベッドをご紹介しましたが、収納ベッド全体に、湿気対策を、心がけることで、快適に使えます。
収納ベッドを検討されている方は、自分の持ち物、収納する物の量の把握で、自分に合った収納ベッドが選べると思います。