「収納付きのベッドって、実際は、どうなの」と、迷われていませんか?
一人暮らしの部屋だけでなく、収納スペースが少ない部屋に、収納が付いているベッドを検討されている方、いらしゃると思います。
でも、初めて、収納ベッドでしたら、使い勝手がいいのか?
また、収納ベッドのメリットには、大きな期待があるけど、収納ベッドのデメリットには、対処できるのか?
などなど、初めての収納ベッドの検討ならば、さまざまなことで、思い悩まれて、迷われると思います。
下記のように、収納ベッドのタイプは、ベッドに収納スペースが付いているものが、3種類。
ベッド下有効活用するものを加えると4種類あります。
- ガス圧跳ね上げ式収納ベッド
- チェストベッド(BOX構造引出し)
- 一般的な引出し収納ベッド
- ベッド下有効活用可能ベッド
そこで、圧迫感を抑えて、価格帯もお手頃価格、ベッド下に引出し2杯の一般的な引出し収納ベッドについて、考えてみたいと思います。
圧迫感を抑えて安い!引出し収納ベッドとは?
一般的な引出し収納ベッドは、ベッド下に、2杯の引出しが多く、ベッドのサイドフレームを利用して、引出しを収納する、枠を作ります。
引出しタイプでは、Box構造引出しのチェストベッドがあります。
一般的な収納ベッドの引出しと、チェストベッドの引出しの違いは、この引出しの造りです。
Box構造引出しのチェストベッドは、引出しの枠を含め、ベッドとは、別に、引出し部分だけを作り、ベッド下に、はめ込みます。
一般的な引出し収納ベッドは、ベッドフレームを利用している分、引出しの容量が、少なくなります。
でも、一般的な引出し収納ベッドでも、引出しの反対側は、自由に使用できるフリースペース(ベッド半分)。
ラグなどの長物、普段、使用しないスーツケース等も収納できます。
しかし、頻繁に出し入れする物が、大量に、収納したい方は、Box構造引出しのチェストベッドがおすすめ。
また、ベッドは、寝るだけではなく、腰かけたりもするでしょう。
一般的な引出し収納ベッドは、ベッドフレームを利用しているので、長期間、ベッドを使っていると、寝たり、腰かけたりすることで、フレームへの負担は大きい。
それで、フレームが、ゆがんでしまったり、たわんだりすると、ベッド下の引出しが、出しにくくなったりする可能性も考えられます。
一般的な引出し収納ベッドとチェストベッドの違いとは?
引出しの造りは、前述の引出し収納ベッドとは?でご説明しましたが、一般的な収納ベッドの収納量の倍は、収納できるのが、チェストベッド。
また、引出し部分だけ、別に造っているチェストベッドの方が、耐久性は、高いと言えます。
しかし、収納できる量、耐久性では、チェストベッドに軍配。
ですが、価格帯では、チェストベッドの半分の価格で、一般的な引出し収納ベッドは、購入できます。
一般的な引出し収納ベッドのメリット7つ
ベッド下、2杯の引出し収納ベッドのメリット7つをご紹介!
- うれしいお手頃価格
- デザインが、豊富!
- 機能的なヘッドボード
- 圧迫感を抑えられる
- 引出し左右どちらでも
- 頼れる!自由スペース
- 湿気にくく頑丈設計も
1.うれしいお手頃価格
大量に収納できるベッドは、ガス圧跳ね上げ式収納ベッド、BOX構造の引出しタイプのチェストベッドになります。
ガス圧跳ね上げ式は、車のハッチバックに使用されているシリンダーを、開閉の扉に使われています。
チェストベッドは、高品質なBOX構造の引出しで、ベッドとは、別に、引出しだけ造ります。
引出しの四方を板で、囲む仕様でホコリが侵入しにくく、収納するものを、ホコリから守ります。
このように、どちらの収納ベッドは、ベッド以外の扉、引出しに、高い品質を誇るので、ベッドの価格帯は、高い傾向。
例えば(※ベッドによりますが)跳ね上げ式収納ベッド、深さ30cm、コンセント付きのヘッドボード付き、シングルのフレームのみで、6万円台。
これに、高さを抑える為に、薄型ポケットコイルマットレス付きで、8万円台。
チェストベッドでは、BOX構造の引出し5杯、コンセント付きのヘッドボード付き、シングルのフレームのみで、5万円台。
同じように、高さを抑える為に、薄型ポケットコイルマットレス付きで、6万円台。
それと比較すると、一般的な引出し収納ベッドは、引出し2杯、コンセント付きのヘッドボード付き、シングルのボンネルコイルマットレス付きで、3万以下で購入できます。
「ベッド下のスペースは、もったいない。」収納として使いたいけど、大容量収納ベッドは、高い。
でも、一般的な引出し収納ベッドならば、マットレス付きで、うれしいお手頃価格、これなら買えます。
2.デザインが、豊富!
一般的な引出し収納ベッドは、おしゃれなデザインが豊富です。
シンプルデザイン、モダン、モノトーンカラーのシンプルモダン、北欧デザイン、ナチュラル、姫系など、インテリアに合わせやすい。
例えば、女性に人気。カントリー調デザインでは、引出しに、飾り取っ手付きなど、ベッドが主役で、お部屋の雰囲気をグッとおしゃれに変身させます。
部屋の雰囲気に合わせやすい、カラーバリエーション。特に、多いのが、ホワイト、ブラック、ウォルナットブラウン、ナチュラル、ダークブラウン。
ナチュラルやウォールナットブラウンでは、ぬくもりある木目調です。
ベッドの形状も、狭い部屋・スペースにもってこい!のコンパクトなヘッドレス。
また、フレットヘッドボード、スリムヘッドボード付きで、お部屋のレイアウトに合せて選んでいただけます。
3.機能的なヘッドボード
一般的な引出し収納ベッドは、ヘッドボードも多彩!機能では、コンセント付き(1口・2口・4口)、モダンライト付き(LEDライト含む)
また、USB電源付き、小物収納付きで、ボックスティッシュも、しっかりと置けます。
さらに、フラット扉の小物収納付きは、扉を開けると、扉の内側に、スマホスタンド付きもあります。
枕元に欲しい機能が、満載!
スマホでメールチェック、ゲーム、動画鑑賞、音楽を聴いたりと、眠るまでのひとときも充実します。
4.圧迫感を抑えられる
ベッドフレームを利用して、引出し2杯が、造られているのが、多いのです。
大容量収納ベッドと、比較すると高さなく、圧迫感が、抑えられています。
狭い部屋に、ベッド下に、空きがない箱型フレーム。それに、高さが加わると、「ど~~~ん」って、感じで、窮屈感は否めません。
5.引出し左右どちらでも
このメリットは、引出しタイプの収納ベッド(一般的引出し収納ベッド・チェストベッド)では、お部屋のレイアウトによって、ベッド左右、どちらでも、取り付けが可能。
ベッドを組み替えることなく、引出しの入れ替えができます。
また、ここ最近では、引出しやすいように、キャスター付きで、ストレスがありません。
6.頼れる!自由スペース
一般的な引出し収納ベッドは、大容量収納ベッドの収納量には、負けますが、引出しの反対側は、フリースペースです。
高ささえ合えば、衣装ケースやバスケットだって大丈夫。普段に使わないスーツケースなどが、しっかりと収納できます。
また、ベッドサイズを、セミダブル、ダブルにすることで、自動的に、フリースペースも広くなり、さらに、収納できます。
7.湿気にくく頑丈設計も
一般的な引出し収納ベッドは、箱型フレームで、心配なのが、湿気によるカビ・ダニ発生の原因になる可能性もあります。
跳ね上げ式収納ベッドでは、通気性に優れた仕様の床板、チェストベッドでは、すのこ床板の仕様にしたりと、湿気対策されているベッドもあります。
一般的な引出し収納ベッドには、湿気対策されたベッドは、あまり、ありませんでした。
しかし、ここ最近、ベッドの床板と引出しの底に、化粧を施し、湿気に強く、カビにくい仕様のベッドが登場。
湿気っぽい部屋、汗っかきの方、定期的なマットレスメンテナンスが不安な方に、このような湿気対策されたベッドをおすすめします。
一般的な引出し収納ベッドのデメリット5つ
ベッド下に、2杯の引出し付き収納ベッドのデメリット5つご紹介!
- 収納量が、少ない
- 自由スペース底板なし
- 耐久性が、不安
- 湿気によるカビが心配
- マットレス使用が必須
1.収納量が、少ない
大容量収納ベッドの収納量と比べると、一般的な引出し収納ベッドの収納量は、少ないと言えます。
特に、引出しには、普段に着る衣服類、かさばるリネン類、タオル、バスタオル、小物などが、しまえます。
しかし、引出しの反対側のフリースペースは、約ベッド半分の面積分なので、有意義に使用できます。
2.自由スペース底板なし
BOX構造の引出しタイプのチェストベッドの反対側にも、同じように、フリースペースが、広がっています。
このフリースペースには、収納するものが、汚れないようにと、底板付きです。
その点は、残念ながら、一般的な引出し収納ベッドのフリースペースには、底板は付いていません。
床の汚れが気になるようなら、新聞紙がおすすめ。
新聞紙の表面は、カサカサしており、普通の紙よりも水分を吸いやすいので、敷くだけで、除湿効果があります。
3.耐久性が、不安
一般的な引出し収納ベッドは、ベッドフレームを利用して、引出しの枠を造っています。
フレームにかかる荷重が、同じ箇所だったり、長期間となると、耐久性が不安です。
しかし、床板でしっかりと体を支えるために、クロス構造を取り入れ。
さらに、金属プレートで、ベッドをしっかりと固定した頑丈設計も登場しています。
4.湿気によるカビが心配
湿気に強く、カビにくい仕様の一般的な引出し収納ベッドも登場していますが、箱型フレームには、変わりがありません。
ジメジメした梅雨時期、真夏の汗をかく季節には、やはり、汗が、布団やマットレスに、湿気としてこもり、カビ・ダニ発生が心配。
その心配を解消するには、マットレスとベッドパッドの間に、除湿シートを敷く。
また、厚めのベッドパッドや敷きパッド、ボックスシーツを使用して、マットレスに下りていく前に、吸い取ってもらいましょう。
しかし、除湿シートを敷いているから大丈夫ではなく、除湿シートも湿気を吸い取って、これ以上は吸い取れません!をセンサーで知らせてくれます。
厚手のボックスシーツ汚れると、湿気を吸い取る力も弱まります。マメにシーツ替えして、いつも清潔をキープしてあげましょう。
「でも、やっぱり、まだ、不安・・・」な方は、収納する引出しやフリースペースに、乾燥剤、除湿剤などを置きましょう。
5.マットレス使用が必須
頑丈すのこベッドでは、布団対応もあります。しかし、一般的な引出し収納ベッドでは、布団が使えるベッドは、見た事がありません。
ベッド専用のスプリングマットレスを使用することで、体圧を分散してくれ、床板にかかる荷重を軽くする役目があります。
それだけではなく、ぶ厚いスプリングマットレスで眠るのは、ベッドの大きな魅力。寝心地がよく、快眠をサポートしてくれます。
ショート丈・ヘッドレス収納ベッドさらにコンパクト
一般的な引出し収納ベッドも、ショート丈、また、ヘッドレスなら、さらに、コンパクト。
一人暮らしのワンルーム、狭い部屋、諦めていたスペースに、すっきりと納まります。
しかし、通常丈ベッドよりも、製造される数が、少ないので貴重。「これ!」と思ったら、早めの購入をおすすめします。
重要!収納ベッドの湿気対策
大容量収納ベッドであれ、一般的な引出し収納ベッドでも、構造は、箱型フレームです。
その上、高品質Box構造の引出しは、ホコリも入りにくい仕様で、気密性が、高くなり、こもった湿気の逃げ道がない。
まだ、引出しの場合は、頻繁に出し入れするので、風通しになります。
人が、ベッドで、眠っている間にかいた汗は、シーツ⇒ベッドパッド⇒マットレス⇒ベッドの床板と、こもった湿気は、下りていきます。
除湿シート、厚めのリネン類で、吸収してもらえます。
ですが、箱型フレームの収納ベッドには、湿気対策を行うことで、より長く、快適にベッドを使用できます。
※住まい環境、日当たりが悪いなど部屋環境で、湿気っぽい場合もあります。その場合は、除湿器、サーキュレーターなどの使用も良いでしょう。
重要な湿気対策は、2つ!
- ベッドのある部屋の換気と掃除
- 定期的なマットレスメンテナンス
ベッドのある部屋の換気と掃除
家にいる日には、できるだけ、窓やサッシを開けて、換気を心がけましょう。
窓やべランドのない寝室では、ドアを開けて、部屋の空気を、循環させてあげること。
できれば、換気しながら、掃除が有効。特にベッド周りは、寝具類から綿ホコリで、ホコリっぽい。
ヘッドボード、ベッドフレーム、サイドテーブルや間接照明なども、ホコリが、溜まりやすい場所です。
硬く絞った雑巾などで、水拭きして、水気が残らないように、完全に乾かします。
また、掃除機は、力を入れて、押しつけては、吸えてません。
力は必要ありません。やさしく、ゆっくり、「いい加減に、掃除機かけてるよ、あの人」と、見えるように動かすのが、掃除機のコツ。
ちなみに、掃除機のかけ方の目安は、一往復、5~6秒と言われています。
定期的なマットレスメンテナンス
定期的なマットレスメンテナンスとは、マットレスの前と後、裏と表など、ローテーションすることで、より、マットレスが、長持ちします。
1ケ月に1回でも、2~3ヶ月に1回でも、定期的に習慣づけて、行うことが、大事!
ローテーションさせることで、同じ箇所に、荷重がかからないようにして、ヘタリ防止に。
また、マットレスをベッドフレームから離して、ローテーションさせることで、風通しになります。
さらに、お天気が良ければ、天日にマットレスを干すことで、湿気を逃がすだけでなく、乾燥させられます。
でも、時間がなくて、定期的なマットレスメンテナンスができない時もあるでしょう。
その時には、学校、仕事へ行く前に、マットレスを、壁に立てかける。
また、マットレスを、ちょっと持ち上げて、フレームからズラして出かける。
ベッドフレームとマットレスが、密着して湿気が移るのを、ちょっとだけでも、離すことで、風を通すことに繋がります。
一般的な引出し収納ベッドおすすめ
一般的な引出し2杯の収納ベッドをおすすめします。モノトーンカラーのおしゃれ収納ベッド、多彩なヘッドボード付きベッド。
インテリアに合わせやすいカラー展開、ショート丈か通常丈選べるベッド、姫系エレガント収納ベッドをおすすめします。
棚コンセント付収納ベッド シンプルモダン
棚・フラップテーブル・照明収納ベッド『AJITO』アジット
国産!棚コンセント・照明付き収納ベッド『STELA』ステラ
棚コンセント付すのこグレイッシュモダン収納ベッド
国産カントリー調 姫系収納ベッド『カモミーユ』
まとめ
いかがでしたでしょうか?
大容量収納ベッドは、高くて手が出ない!そういう方には、一般的な引出し収納ベッドが、超おすすめします。
シングルが置けるスペースには、セミダブルが置けます!横幅が広くなる分、収納スペースも広くなります。
国産の一般的な引出し収納ベッドも豊富。やっぱり、日本の家具職人さんの造ったベッドは、安心感があります。