普通に、賃貸の部屋を借りたくて、情報を収集していると、フローリングの洋室と比較すると、畳の和室の方が、家賃が安い傾向にあると思います。
但し、最寄駅から近いとか、和室の部屋をおしゃれに、リメイクした部屋などは、洋室と変わらない、家賃かもしれません。
初めて、部屋を借りての一人暮らしでは、毎月の家賃は、安いに越したことがありません。
物価高の昨今、それならばと、家賃重視で、畳の部屋を借りる方も多いでしょう。
一般的に、和室には、布団がしまえる押入れがあり、その押入れから、朝と晩には、お布団の上げ下ろしは、自動的に、付いてきます。
そこで、ベッドを和室に設置したい!方のために、賃貸の和室にベッドを置く場合の注意点。和室にベッド設置のメリットとデメリット。
また、和室にベッドでおしゃれ部屋にするにはと、和室おすすめシンプルベッドを考えてみたいと思います。
ベッドを和室に設置したい!和室にベッド設置のメリットデメリット
進学、就職、転勤などで、新たな環境に慣れないといけません。さらに、勉強、仕事を覚えて身につけないといけません。
学校・バイト先、会社から、ヘトヘトになって帰ってきたら、ベッドに、おもいっきり、ダイブしたい気持ちじゃないですか?
それに、朝は、バタバタと忙しい、夜は、クタクタなのに、布団の上げ下ろしは、負担が大きい。
だから、「ベッドを買おう!」うん、でも、ちょっと待って下さい!賃貸物件の和室で、畳。
大きなベッドを置くと、畳が凹んだり、ちょっとベッドを移動することで、畳に傷がついたら。
また、マットレスのメンテナンスができなくて、畳が、カビったら・・・。そこで、賃貸の和室にベッドを置く場合の注意点をご紹介します。
賃貸の和室にベッドを置く場合の注意点
賃貸の和室に、ベッドを購入して、場合の注意点を、考えてみたいと思います。
- 畳に、ベッド脚の凹みや跡
- ジョイントマット・コルクマットは?
- ベッドの搬入・搬出の事も考えよう
畳に、ベッド脚の凹みや跡
畳は、ベッドだけではなく、家具なら凹みやすいものです。
畳の賃貸物件には、契約時に「退去時の畳の表替えは入居者負担」と記載されていることが多いのです。
その和室を退去する際には、経年、劣化による張替えの費用は、支払わないといけないので、気にしなくてもいいと思います。
ですが、念には、念の為に、よく、契約書を入居時に確認しておくこと!
でも、住んでいる自分自身が、気になるようであれば、100均などで、ベッド脚の下に敷くグッズが販売されています。
それらで、畳・床の凹みや跡を防止できます。ネットで購入できる家具の脚跡防止グッズをご紹介します。
凹み防止グッズ 耐震マット
ジョイントマットやコルクマットはダメ?
ジョイントマット、コルクマットを、ベッド下に、敷いてもいいと思います。
しかし、日当たりの悪い部屋や、湿気の多い部屋なら、畳とジョイントマットやコルクマットの間に、カビが生える可能性もあります。
ジョイントマットやコルクマットを敷く場合、ベッド下に、広範囲に敷かないで、ベッドの脚部分だけに、カットして敷いてみる方法もおすすめです。
どうしても、広範囲に敷きたい場合には、除湿シートや乾燥材を、間に挟んで、カビ防止に気をつけましょう。
キズ防止!ジョイントマット木目調・大判6畳
ベッドの搬入・搬出の事も考えよう
ベッドにすると、布団のように、朝・晩の布団の上げ下ろしからは、開放されます。
進学・就職などの一人暮らしでは、朝晩のバタバタがないのは、助かります。
「じゃあ、ベッドを買おう!」
でも、まだ、ちょっと待ってください!ベッドは、大きな家具。ず~っと、賃貸の和室に住むなら、即行!ベッド買いもありです。
しかし、数年で引越すことが予測できるのなら、ベッド選びも変わります。
ベッドを購入すると、お客様組立の場合、部材の梱包が届き、組みたてることになります。
次の住まいに、引越しする時に、バラしやすいのか、軽くてコンパクトで運びやすいのかなど、ベッド購入する前に、しっかりとチャックしておきましょう。
和室にベッド設置のメリットとデメリット
畳の和室に、ベッドを配置するメリットとデメリットは、知っておきたいもの。
特に、デメリットに関しては、知っておくことで対策が立てれます。
和室にベッド設置のメリット
和室にベッド設置のメリットは、3つ!
- 腰・ひざなど起き上がりが、とても楽
- 朝晩、布団の上げ下ろしから解放される
- ホコリの舞う場所を避けられる
腰・ひざなど起き上がりが、とても楽
10~20代の若い方は、さほど気にならないでしょう。
しかし、中高年から高齢になると、腰痛気味、又は、腰痛に、足腰も弱ってくるのです。
布団寝の場合、布団は、畳の上に敷いているので、グッと腕で支えて、上体を起こす、起き上がりがつらくなります。
その点、ベッドであれば、上半身を起こして、足をベッド下に下ろせば、立ち上がりやすいというワケです。
高齢の方が、布団寝からベッドへ移行される事も、この点で、多いのです。
朝晩、布団の上げ下ろしから解放される
畳に布団寝の場合、否応なく、ついてくるのが、朝と晩の布団の上げ下ろし。
ベッドにすることで、この重労働からは、解放されます。
ベッドでは、朝は、枕や掛け布団を少しばかり、整えるだけで済み、晩には、掛け布団をめくって、ベッドへ流れ込むだけ。
ホコリの舞う場所を避けられる
ホコリは、床・畳から30cmまでの高さに、舞っていると言われています。
畳に、布団寝の場合、畳から30cmの高さと言うと、ちょうど顔の位置になり、一番、ホコリが多い高さで呼吸しているということになります。
毎晩、たくさんのホコリを吸い込んでいると、アレルギーの原因となりえます。
その点、ベッドの場合では、畳から30cm以上の高さがあるものが、一般的なので、寝静まった部屋で、ホコリが、少ない高さで眠ることができます。
和室にベッド設置のデメリット
和室にベッド設置のデメリットは、3つ!
- 畳はベッド下が、湿気やすい
- 柔かい畳にベッド脚跡が付きやすい
- ベッドは固定されるので狭くなる
畳はベッド下が、湿気やすい
畳は、洋室のフロリーングと比べると、あたたかいと言えます。
ぶ厚いスプリングマットレスを使用していても、一晩にかいた汗は、下へ下へと降りていき、その湿気により、ベッド下の畳は、湿気がこもりやすい。
例えば、あまり、日当たりのよくない畳の和室で、昼には、学校や仕事に出かけて、換気されないと、畳は、その湿気によって、カビやダニが、好む場所になります。
日当たりが、よくない和室では、畳に、ラグやカーペットは、敷かずに、できるだけ、家にいる時には、換気に努めて、乾燥させてあげましょう。
ベッドの床板、ベッド下に黒カビが、生えていたら・・・。それを引越し時に、解ったら慌てますよね。
賃貸物件なので、入居時と同じ状態で、家主さんに、返さなくてはなりません。
賃貸物件にもよりますが、最悪の場合には、折半で、畳の修理代として請求されることもあります。
和室の賃貸物件では、契約書等で、しっかりと確認して、解らない場合には、仲介の不動産さんに聞いてみましょう。
柔かい畳にベッド脚跡が付きやすい
前述通り、畳は柔かい。ベッドだけではなく、家具全般の脚跡は、つきやすいと言えますね。
賃貸物件の場合は、特に、家具の脚跡防止グッズ等で、脚跡ケアは、しておきましょう。
ベッドは固定されるので狭くなる
畳は、フローリングと違ってベッド固定。
そのベッド面積分だけ、フリースペースが、削られることになります。
布団の場合は、押入れに布団をしまうことで、フリースペースが、生まれて自由に使えます。
狭い和室では、布団の方が利便性があるように思います。
また、簡単には、ベッドを、移動することはできません。
さらに、ベッドをちょっと、押したり、動かすことで、畳に、傷がついたり、へこんだり、繰り返すことで、ボロボロになります
和室にベッドを置く場合には、壁にはつけず、ベッド周りを空けておき、ベッドは動かさなくても、掃除しやすい場所に配置しましょう。
和室にベッドでおしゃれ部屋にするには?
和室にベッドを置いて、おしゃれ部屋にするには、どんなベッドを選べばいいんでしょうか?
和室には、和室の素敵な雰囲気があります。
この雰囲気を、活かして、リラックスして癒してくれる、くつろげるおしゃれ部屋を作りましょう。
和室の畳、柱、ふすま、障子などと、相性のいい素材を選ぶことです。
スチール素材のベッドは、和室には合いません。
やはり、自然なナチュラルな木製ベッドは、相性がいいでしょう。
和室にある色合いに近い、天然木を活かした木目調などのベッドカラーを選びましょう。
和室でも洋室でも、同じですが、おしゃれ部屋の基本は、家具類は、低めのものを選ぶこと。
低めの家具は、部屋に圧迫感を与えずに、ゆったりとした印象になります。
大きなベッドは、シンプルデザインがおすすめ。
シンプルデザインならば、他の家具類とケンカしません。
ベッドカバーなどのリネン類で、好みのインテリアが楽しめます。
和室のベッドのメンテナンスには怠りなく
ベッドは、和室・洋室に限らず、布団の上げ下ろしは、ありません。
ですが、定期的に、マットレスのメンテナンスは、怠りなく、清潔をキープしましょう。
定期的なマットレスメンテナンスとは、マットレスの前と後、裏と表などを、ローテーションすることで、より、マットレスを長持ちさせます。
その際に、お天気が良ければ、天日にも干すと、湿気で、こもったマットレスに風が通せます。
また、ベッド周りでは、ホコリに気をつけて、マメに掃除機をかけましょう。
ホコリの溜まりやすいベッド下にも、掃除機が届くように、ベッドは、配置すること。(ロボット掃除機が通れる高さなら尚可)
でも、何かと忙しく、定期的なベッドのメンテナンスができない時には、マットレスを立て掛けるだけでもかまいません。
もし、万年ベッドで、掃除が、行き届かずに、ホコリが溜まっていると、湿気+ホコリで、カビ・ダニ発生の原因になります。
賃貸物件でも、ベッドのマットレスや畳に、黒いカビがつくとショックだし、大丈夫かしらと不安に思うもの。
そうならない為にも、定期的なベッドメンテナンス(2~3か月に一度ですから)は、怠りなく。
和室に、おすすめベッド
和室は、畳、柱、梁、障子など、自然の宝庫。
どれもアースカラーなので、ほっと、リラックスして、癒してくれます。
なので、和室のベッド選びでは、素材で一番なのが、天然木の木目を活かした木製ベッドがおすすめです。
ベッドフレームの色合いでは、やはり、アースカラーと相性がいい、木目調のナチュラル、茶系、濃いめのダークブラウン、シックなブラックが、おすすめです。
和室におすすめベッド、ひのきのすのこベッドの『香凛』かりん。
モダンな雰囲気が和室に合うフロアベッドのシェリー。
組み立てが、簡単で、持ち運び、掃除しやすい脚付きマットレスのボトムベッドをご紹介します。
ひのき すのこベッド 高さ調節可能『香凛』かりん
モダンフロアベッド【Shelly】シェリー
脚付きマットレス すのこ構造 ボトムベッド
まとめ
いかがでしたでしょうか?
和室でもベッドは、置けます!ですが、上記でご紹介した注意点、メリットデメリットを、ちゃんと知っておけば、快適な和室ベッドで過ごせるはず。
その為にも畳ケアは、怠らないことが大事。
ベッドの脚跡防止グッズが、お近くの100均、ホームセンター、ネット通販でも、手軽に購入できるので、ご安心して下さい。