すのこベッドもカビる!
すのこベッドでもカビは、生えます。
カビは生える条件さえ、揃えば、通気性効果が高い、すのこベッドでも、カビが、生える可能性はあります。
実家では、畳に布団で寝ていた方が、進学や就職で、上京して、ワンルームでの一人暮らし。
ワンルームは、フローリングの洋室。
そこに、人生で、初めて、ベッド購入して使用する事に。
でも、フローリングに布団では、底冷えしそう。
それで、高さのあるベッドぐらいしか、ベッド情報がなく。
新品のすのこベッドに、今まで通り、敷き布団で寝ていると、2ヶ月あまりで、ふと、すのこベッドを見ると、黒カビが、点々と・・・怖い~~~。
「カビ生えちゃってます!」って事にならないためにも、すのこベッドを、湿気でカビさせない対策は知っておきたいものです。
そこで、カビが生える条件を踏まえて、湿気でカビさせないすのこベッドの使い方。
また、頑丈すのこベッドの選び方ポイント3つ、さらに、頑丈すのこベッド5選もおすすめしたいと思います。
カビが生える条件とは?
では、カビが生える条件は、5つ!
- 温度
- 湿度
- 酸素
- 養分
- 時間
温度
カビが、発生しやすい温度は、20~30℃で、特に25℃前後で、活発に発生します。
湿度
カビは、湿度が多いほど、発生しやすく、湿度が60%超えはじめると、カビが好む条件になります。
さらに、80%を超えると、特に、ベッドは、注意が必要です。
酸素
カビの発生には、酸素が不可欠です。
養分
カビは、ホコリ・木材・プラスティック・塗料など、なんでも養分になります。
時間
カビをみつけたら時には、すでに成長する過程です。
カビの胞子が付着して、養分を得ながら時間をかけて成長します。
これらのカビ発生の条件が、揃えば、通気性がいい、すのこベッドでもカビる可能性が、あります。
湿気でカビさせない!すのこベッドの使い方
カラっとした地域ならば、良いでしょうが、日本は、高温多湿。
梅雨時は、まさに、カビが、大好きな条件の季節です。
カビが生える条件5つの中で、「すのこベッドが、カビる」に、繋がる条件は、湿度と養分=湿気とホコリになります。
ベッドルームの湿度が上昇させる要因は、毎晩、人は、就寝中に、コップ1杯(200cc)の汗をかいて、布団・マットレスに湿気としてこもること。
次に、カビのエサとなる養分は、ベッドルームのホコリ。
人は、髪の毛、皮膚、目くそ、鼻くそ、あ~だんだん、そこまで言わんでもゾ~ンに突入。
色んな物を、落しながら、人は、日々、生活しています。
また、自分の部屋ならば、おやつを持ち込んで、食べこぼしもポロポロ・・・落とす。
湿気とホコリがあるベッドは、カビが繁殖する格好の場所となり、また、すのこベッドだけに関わらず、どんなベッドでも同じことです!
そのカビ発生を防ぐには、ベッドのある部屋では、常に、換気。
部屋の空気を循環させて、湿気を逃がし、乾燥させてあげることが大事。
また、普段からベッドのある部屋の掃除。
ホコリを溜めこまないように、こまめに掃除に努めましょう。
さらに、湿気がこもりやすいマットレス。
例えば、2~3ヶ月に、一回は、定期的なマットレスのメンテナンス(*マットレスローテーション)を行うこと。
*マットレスローテーションとは、マットレスの前と後、裏と表などをローテーションさせてあげることで、マットレスのヘタり防止にもなり、よりマットレスを長持ちさせます。
頑丈すのこベッドの選び方ポイント3つ!
では、頑丈すのこベッドの選び方のポイントは、3つ。
- すのこベッド耐荷重の確認
- マットレス厳守or布団対応
- フレーム品質保証の確認!
すのこベッド耐荷重の確認
すのこベッドの耐荷重の確認!
ですが、ネットのベッド通販などでは、商品素材や商品説明に、記載されており、確認できるのもあります。
ですが、大手家具店のニトリ、IKEAなどでは、ベッドの耐荷重の設定がなく、記載がありません。
ニトリ、IKEAなどは、独自の製品研究、開発の機関があり、そちらで管理されています。
なので、ニトリ、IKEA店舗や公式ネットサイトで、販売されている商品は、すぐに、壊れるものではないでしょう。
「じゃあ、ベッドの耐荷重って、そんなに重要ではないの?」
そもそも、耐荷重とは、あくまでも、ベッドの耐久性をあらわす、目安のひとつです。
ベッドフレーム全体に、均等に、荷重がかかった時に、耐えられる重さのこと。「耐荷重100kg」と記載されています。
「100kg以下ならば、99.9%の確率で壊れません」というように、メーカー側が、重さを保証できる基準です。
また、耐荷重を超えたからと言って、壊れるというものでもありません。
例えば、体重が110kgの男性ならば、購入検討しているすのこベッドに、「耐荷重100kg」と記載があれば、ベッド選びの目安になります。
「もう少し、耐荷重が大きいベッドを選ぼう」と思う方もいるでしょう。
耐荷重と静止耐荷重の違いとは?
耐荷重は、あくまでも、ベッド選びの目安としては、参考になります。
しかし、ベッドによって、「耐荷重600kg」「静止耐荷重240kg」とか、記載されていて、どう違うのか?ハッキリとは理解できない。
静止耐荷重が、耐荷重と同じと勘違いする方もいるかもしれません。(垂直荷重試験の結果と記載されているのもあり、ややこしい)
耐荷重を測定するために、専門機関が行う静荷重試験の結果です。
静止荷重試験とは、動くことは想定せずに、あくまでも、じっと静止している状態での数字。
また、静荷重試験の結果は、ベッドを使用される方の体重を想定したものでもありません。
ネット通販で販売している家具メーカーなどで、静荷重試験の結果÷2の数字を、「耐荷重」と設定。あくまでも目安です。
ベッドの使い方、ベッドの使用期間によっても、静荷重試験の結果の範囲内で、使用されていても破損する危険性があります。
ベッドに、おもいっきりド~ンと、飛び込んだり、ベッドの上でジャンプを繰り返したりすると、ベッドにかかる荷重が、変化します。
静止荷重試験は、ベッドに対し静止した状態で圧力をかけるので、実生活で起きることは、上記のように、想定できないこと、合わないこともあります。
マットレス厳守or布団対応
すのこベッドの中には、敷き布団が使用できるのもあります。
その場合、「布団対応」「布団も使用できる」などの記載があるはずです。
その反対に、商品説明等に、注意事項の記載があるのもあります。
例えば、注意事項事例:
「ベッドフレームには必ずスプリングマットレスを乗せてご使用ください。布団や薄型のマットレスのみの使用等でご使用いただいた場合、状況によっては商品の破損を招く可能性がございます。」
このような注意事項の記載があれば、すのこのベッドフレームと別に、ベッド専用のスプリングマットレスを使用して下さい。
この注意事項に、気づかず、又は、大丈夫でしょう!と無視して、敷き布団を使用していると・・・。
数ヶ月で、きしんだり、たわんだり、不具合が生じるかもしれません。
なぜ、この2タイプあるのか?布団対応のすのこベッドの方が、価格帯は高いはず。
それだけ、すのこの床板が頑丈ということになります。
すのこベッドは、他のベッドよりも、床板に、すき間が空いており、それが優れた通気性というメリットですが、床板の強度としては、劣ります。
スプリングマットレスを使用のすのこベッドは、約10cm以上の厚みがあるスプリングマットレスで、すのこにかかる荷重を分散してくれます。
せっかく、新品で、すのこベッドを購入したのに、短期間で、不具合、寝心地の悪さ、さらに、壊れるようでは、ショックは、大きいはず。
必ず、このような注意事項が、書かれていないか、しっかりと確認しましょう。
フレーム品質保証の確認!
ベッドのフレームには、保証期間が、すのこベッドに関わらず、定められているものもあります(1年~2年)
高い価格帯のベッドならば、品質保証5年付きの高品質ベッドもあり、フレームに、不具合などがあれば、対応してくれます。
そのためにも、大手家具店のニトリ、IKEA、ネットのベッド通販でも、購入時には、ベッドフレームの保証期間の保証書。
また、購入時のレシート、納品書、ポイントカードなどは、しっかりと保管しておきましょう。
頑丈すのこベッドおすすめ5選!
耐荷重500kg~600kgなど、頑丈なこだわりが一杯の安心設計のすのこベッド。
また、布団対応のすのこベッド、布団が使えて、布団が室内干しできるすのこベッドをおすすめしたいと思います。
耐荷重500kg!宮棚付き頑丈すのこベット
耐荷重600kg!頑丈すのこベッド【ishuruto】イシュルト
耐荷重600kg!天然木すのこベッド【Walzza】ウォルツァ
高さ3段階調節 頑丈すのこベッド布団対応
布団が干せる!北欧パイン天然木すのこベッド
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一般的なすのこベッド(ベッド専用のスプリングマットレス使用)よりも、頑丈すのこベッドは、割高な傾向です。
しかし、頑丈すのこベッドを得ることは、日々、安心して使用できるのもありますが、高品質なので、耐久性が望めます。
湿気によるカビ対策で、換気、ベッド周りの掃除、定期的なマットレスのメンテナンスも行っていれば、ほぼ、快適に過ごせるはず。
ベッドを、永く使用すれば、するだけ、コスパも上がり、最終的には、頑丈すのこベッドの方が、お得になるかもしれません。