それにしても、ダニ8,000匹って、想像できない、いや、想像したくない~。
昔の住まいと違って、洋室の場合は、気密性が高く、特にあたたかさをキープするので、ダニが住みやすいみたい。
ぐっすりと熟睡したい布団だからこそ、8,000匹のダニは、退治したい。
そこで、ダニ対策について考えてみたいと思います。
布団のダニ対策でやっている事
一般のご家庭で、布団のダニ対策として、普段、やっていること。「でも、それって、ダニ退治に効果あるのか?」を考えてみたいと思います。
- 布団の天日干し
- 掃除機・布団クリーナー
- 布団乾燥機
布団の天日干し
これは、手っ取り早い!お天気いい日に、ベランダなどで、布団を干す。
しかし、人数が多い、ご家庭では、ママさんだけで、家族分の布団干しは、まさしく、重労働です。
衝撃的な事実ですが、布団の天日干しでは、「ショック!ダニは死滅しません。」
ですが、天日干しで、布団の中の湿度を下げる事はできるので、ダニは、湿度の低い環境は苦手。
ダニの活動は、低下させて繁殖を抑える効果は、あります。
お天気のいい日には、マメに布団を天日干しして、ダニ増殖を食い止めましょう。
布団の天日干しという重労働なのに、ダニ増殖を食い止めるだけでは、嫌です!って方にこの方法。
ダニ死滅には、50度~70度の温度以上で、約20分以上の環境をキープすることです。
天日干しする前に、効果的なのが、黒布団干し袋。
この黒布団干し袋に布団を入れて、時間帯では、季節にもよりますが、午後12時から13時の間が、ベストで、内部温度が、約50度ほどになります。
掃除機・布団クリーナー
掃除機のノズルを布団用に替えて、または、布団専用の布団クリーナーで、布団の表裏を、ゆっくりとかけるのがコツ。
これで、布団の表裏についた、ダニの死骸や糞は、吸い取ることはできます。
ですが、生きているダニは、掃除機や布団クリーナーでかけても、布団の繊維に、しがみついて取れません。
生きたダニを除去するために、さまざまな方法も紹介されています。
例えば、手軽なものでは、「アース製薬の防ダニスプレー」
目安は、1平方メートルに、5プッシュ程度、スプレーしてから1時間くらいで、ダニは死滅するそうです。
死滅したから終了ではなく、ダニの死骸を、くまなく、掃除機や布団クリーナーで、ゆっくり、取り除きましょう。
また、ダニは、50度以上の熱で死滅する点で、手軽なものでは、「アイロン」。
一般的なコードレスアイロンの温度は、低温で120度、中温で160度、高温で200度で、低温で、ダニは、死滅します。
ですが、布団となると、「どんだけ~」ってほど、アイロンがけする面積、広っ!て事になり、家族多いと無理ですよね。
次に、ちょっと、大がかりでお金もかかりますが、定期的にお試しでが、宅配の「布団クリーニング」もあります。
例えば、ある宅配の「布団クリーニング」では、ダニ死亡率99%、アレルゲン除去率98% ※公的衛生研究所の調査結果より
やはり、餅は餅屋ではないですが、さすが、クリーニング専門店。
(※)ダニ死亡率、アレルゲン除去率は、クリーニング専門店によって、異なると思うので、お尋ね下さい。
アイリスオーヤマ 布団クリーナー ダニ対策
布団乾燥機
布団乾燥機の種類もさまざま。かなり昔は、マットに空気を送り込んで、あたたかくして、時間も長かったように記憶してます。
ここ最近の布団乾燥機は、マットがなく、ノズルを差し込んでスイッチオンと簡単な機種になっています。
また、布団の中綿まで、しっかり60度まで温度を上げらるので、全部とは言わないまでも、ダニ死滅には、有効的です。
しかし、ダニだって、そうは簡単に死滅を阻止します。温度の低い布団の裏側へと、ダニが、移動してしまいます。
それで必要なのは、全体的に、温度を上げること。
一回では、ダニを全滅は不可能なので、マメに布団乾燥機をかけるように、心がけましょう。
さらに、布団乾燥機をかけた後の布団には、ダニの死骸や糞が残っています。
掃除機・布団クリーナーなどで、ゆっくり、まんべんなく、吸い取ることが大事です。
洗濯洗剤でダニよけ効果?!
P&Gから新しい形のダニ対策として、洗濯洗剤、柔軟剤、洗えないものには、スプレーとして販売されています。
「アリエール ジェル ダニよけプラス」「アリエール ジェルボール ダニよけプラス」シリーズ製品。
これらの商品は、ダニが嫌がるダニよけ成分を配合。
製品を使用する事で、ダニよけ成分が、布製品に付いて、生きたダニを寄せつけにくい効果があるそうです。
ダニのエサを増やさない
ダニの住み家(布団・ラグやカーペット・ソファなど)で、ダニ退治も大事ですが、その前に、ダニを増やさないように努めるのも大事。
ダニが住みにくい環境にすること。ダニの大好物は、人のフケや垢、髪の毛、そして、食べ物のこぼしカスを食べています。
例えば、ソファに座って、ポロポロとスナック菓子をこぼして、掃除しても、ソファのすき間に残っていることもあるでしょう。
日常の掃除が、鍵になります。めんどくさい~時もあるでしょうが、毎日、掃除機をかけるのは、ダニのエサ除去仕事。
人のフケや垢、髪の毛、これは、知らない間に、畳やフローリング、外出先でも勝手に落ちます。
ですが、フケや垢、髪の毛も、毎日の入浴で、かなり軽減されます。
さらに、毎日の掃除で、かなり、ダニのエサは、少なくなるように思います。
抵抗力の弱い、小さいお子様、ご高齢の方がいるご家庭では、ダニ・カビ・ホコリなどで、アレルギーを発症される可能性が大きい。
今年は、杉、ひのき、ぶらくさと花粉症が~と注目されていますが、家の中のダニ、カビを含む、ハウスダストも大変。
ハウスダストにより、アトピー、アレルギー性鼻炎、アレルギー性気管支炎など、辛くしんどい。
ご家族に、アレルギー体質の方がいらしゃると、少しでも症状を軽くしたいですよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日常の掃除、布団の天日干しなどが、忙しくて、中々できない方もいるでしょう。
天日干しに、ダニ・抗アレルゲン、黒い布団干し袋を利用したり、アリエールのダニを寄せつけない効果の洗剤などの取り入れもおすすめ。
布団内のダニ8,000匹は、全部は、無理としても、減らすことはできます。